学校に行かない!続編①

学校に行っていない十代の子供たちが抱えるのは、将来についての不安です。集団が苦手だけど、将来働いていけるのか?不登校は大学入学や就職に不利では?好きなことはわかっているがどう取り組んでいけばいいのか?いろんな思いが頭の中に浮かんできます。

小4から不登校になった女の子は、中学に入ると部屋にこもって家族とも会わない生活に。苦しくて暴れることも。
母は、出ておいでとも言わずに、食事と短い手紙を毎回添えて、根気強く待ってくれました。今思えば、それが安心感に変わり、じっくり充電出来たそうです。
何気なく見ていたテレビの、2002年のワールドカップ、日本対韓国の試合でゴールが決まった瞬間に感動し、サッカー、韓国に興味を持ち、韓国語を猛勉強。国際交流に興味を持ち、外国に行きたいと、19歳で国際交流のボランティアに参加し、21歳で通信制の高校に入学、短大へ入り、27歳で教員免許を取得し、現在教師として働いています。
自分でも何がきっかけになるかわからないと驚いたそうです。